大分

別府地獄めぐり

2017/06/06

2017/5/20 西日本一周車旅の時に訪問

 

 

大分県は別府市へ。

別府といえば温泉、別府といえば地獄めぐり。

気温は天気予報では29度、体感温度33度。まさに灼熱地獄。

多数ある地獄の中で定番と言われる7つの地獄を回ってみることにした。

この旅でトップクラスに体力を消費した旅でした・・

 

 

別府地獄組合

http://www.beppu-jigoku.com/index.html

 

 

 

 

 

 

 

海地獄

 

 

さて、まずはどの地獄から回ろうか。

ネットに載っていたおすすめルートを参考にまずは海地獄へ。

 

チケット売り場で共通観覧券を購入。

本来大人2000円だが障害者は550円!かなりお得!ありがたい。

 

よくある最初に写真を撮ってもらって、帰りまでに写真が出来ていて

1000円を要求されるパターンのやつ。

毎回思う、彼女と二人だったら買ってあげてもいいんすよ・・

 

入り口から細かい坂はあるが、比較的フラットで歩きやすい!

 

景観も綺麗で心が和みますね〜

 

ついに海地獄到着! 湯気がもくもく

コバルトブルー・・ 強烈な匂い・・

なぜ青いかというと、温泉成分の硫酸鉄が溶解してどうとかこうとか・・

 

1発目 特に何の問題もなく海地獄、余裕で制覇!

 

 

 

バリアフリー

 

専用トイレ

海地獄にトイレは二箇所。

 

地獄の園内にひとつあるが急な坂の上ため断念・・

 

海地獄出口の売店脇にもうひとつ、

こちらは利用しやすい。

 

 

 

駐車場

専用スペースは見当たらなかったが、かなり広めの駐車場なので

こんな感じで駐車。

 

 

 

 

鬼石坊主地獄

 

 

海地獄と同じ敷地内にあるこの地獄では、

入り口からすでに登り坂地獄

自走不可だったので、ここまでは押してもらいました・・

 

そして残念ながら・・あまりに見応えがなかったからなのか

暑くてボケていたからなのか・・

一切鬼石坊主地獄の写真撮影をしていませんでした・・

こんなことはあってならないことだと思います。

反省して、次に行きます!

 

 

バリアフリー

 

専用トイレ

急な坂上にトイレあり

海地獄と鬼石坊主地獄は敷地が隣接しているので、

海地獄のトイレを使いましょう!

 

 

駐車場

上記の通り海坊主の駐車場と共有。

 

 

 

 

かまど地獄

 

敷地も広く、足湯に入れたり、敷地内でパフォーマンスを見たり、温泉を飲むこともできるバラエティに富んだ地獄。

坂は所々きつめのがあるが、距離は短いので気軽に周りの人に押してもらえば問題なし!

 

入り口、実はこのあといきなり急な坂道あり。。

 

昔お祭りの際にここの温泉の噴気で米を炊いていたから

かまど地獄と名付けられたそうな

 

あれ、海地獄さんじゃないですか・・?

海の親戚がかまどにもいました。

 

下の穴から蒸気のようなものが出てきて温かい

 

飲むヨーグルト的なニュアンスで「飲む温泉。」

源泉を飲もうとするととてつもなく熱いので

やかんに入っている飲み頃のものを頂きましょう。

味は・・体に良い味です。

 

足の裏岩盤浴、車椅子にはちょっと難しいがお連れの方にどうぞ。

 

 

色々温泉は見てきたけれど、喉浴は初めて。

インフルエンザに効果あるって結構なパワースポット。

 

えげつない量の煙を吸ってこれから一生インフルにはかかりません!

 

 

バリアフリー

 

専用トイレ

入り口入ったらすぐ

 

駐車場

かなり広い駐車場だが車椅子スペースは行って見た感じだと無し。

駐車場で誘導しているお兄さんに声をかけたら、

タクシー用のスペース使って良いですよ〜とのこと。

受付の目の前なので、中のおばさまに「タクシーオンリィィイ」と注意されるが事情を説明したら分かってもらえた。

 

 

 

 

鬼山地獄

 

なぜ鬼山と呼ばれているか詳細は不明。

そしてさらに謎なのがここでは大中含めたワニが70頭も飼われている。

敷地内はほぼフラットで歩きやすいが、生ワニを見る飼育園スペースに行く際は坂がある。

諦めかけたが、ワニの飼育員のお姉さんが押してくれたので、急遽ワニ飼育園ツアー(解説付き)というVIPなツアーになってしまった。感謝。

 

60年近くこの地獄を見守っている鬼さん。

 

実際にこの地獄で飼われていた世界最長寿(71歳)で亡くなったイチロウ

 

ワニ園への道、行きは易いが帰りは難し

 

70頭も居るだけあって結構広いです

 

記念にパシャり。この辺りから少しずつ熱中症の症状が・・

しかしまだ地獄は残り3つもあるのです。

 

 

バリアフリー

 

専用トイレ

駐車場の近く

 

駐車場

専用駐車場無し。しかも広くない。

鬼山地獄の入り口に右側が空いて居るスペースがあるので

そこに停められればラッキー!

 

 

 

 

白池地獄

 

落ち着いた日本庭園と、世界一大きい淡水魚と言われるピラルクが飼育されたわびさび的な地獄。

敷地は広くなく、日本庭園と熱帯魚館に一つずつきつめのスロープあり。

 

どーんと大きな白い池。

 

先ほどのワニしかり、熱帯魚しかり、謎のコラボ多すぎです。。

 

ピラニア、結構可愛い!

 

この昭和感丸出しの看板、味がありますな。

メインキャラのはずなのに水槽掃除中のため、濁ってあまり見えず

 

ピラルクの鱗、大きいです。 靴べらなどに使われるようです。

 

 

バリアフリー

 

専用トイレ

敷地内にあったようだが発見できず。

 

駐車場

入り口のすぐ脇にあり。

 

 

 

 

血の池地獄

 

 

大分別府地獄めぐりの中でもトップクラスに有名な血の池地獄。

真っ赤に染まった大きな池に、吹き上がる湯煙はまさに圧巻。

 

お土産屋、駐車場、レストランも格段に広く地獄の中でもまさに花形と言えるだろう。

 

120台分の駐車スペース!

 

お昼休憩です

 

うぅむ極楽亭ですか。まさに地獄で仏。

 

メニューの中にオリジナルマップが!可愛い。

 

大分の和牛「豊後牛」のステーキ丼

いとおいし

 

血の池地獄マップ。車椅子トイレの場所もわかりやすく書いてあります。

 

入り口の名称は地獄門。いざ足を踏み入れます。

 

入り口は右、間違えてはいけません。

 

恐ろしい鬼の面が、歓迎してくれました。

 

どーんと血の池地獄!

広すぎて全体像が写せません!

 

記念にパシャり

 

 

この煙がたまらなく圧倒されます。

 

しかし、残念ながら車椅子は血の池を眺めたら終了。

奥には健常者用のコースが別途あります。

 

可愛い鬼のテーブル

 

 

バリアフリー

 

専用トイレ

丁寧にルートが書かれた看板あり。

すでにこの時点で体力の限界を迎えており、坂の上のトイレにはたどり着けず・・

 

 

駐車場

地獄門近くに1台分あり

 

 

 

 

龍巻地獄

 

別府地獄組合共通観覧券を使用しての最終目的地!

そして広大な駐車場・・普通車165台、内車椅子用駐車場も2台分有り!

最後に大スペクタクルな冒険が待ち受けているのかい?

どうなんだい?結果は・・・

 

到着して入り口のお姉さんに、「そろそろ終わるから早く行ったほうがいいよ!」と急かされ中に入るといきなり間欠泉がブッシャアーーーー

もう相当な勢いでブッシャアーーーってすごいやん!

龍巻地獄アツい!!!いいね!

 

ん、着いたらものの10秒でなぁんも出なくなったけど・・?

 

待てど暮らせど出ないので、聞いてみたら30分間隔で間欠泉がほんの数分だけ出てくるみたい。

自分はそのほんの数分のほんの数秒だけ拝めることができたみたい。

 

さーて、次はどんな見所があるのかな〜っと。

って、ドーンと階段地獄。

終了。終わり。Finish。

まさかの大トリ龍巻地獄はものの数秒で終了という残念な結果になってしまいました。

 

 

バリアフリー

 

専用トイレ&駐車場

専用駐車場が2台分あり、その目の前にトイレあり

 

 

 

 

宿泊

 

さわやか別府の里

http://www.sawayaka-hotel.jp/beppunosato/

 

ここ、本気でおすすめです!!!

まずこのホテルは有料老人ホームと同じ施設内に有り、館内は完全バリアフリー。

そして、部屋の中には個室に半露天風呂が完備!

気兼ねなくゆっくり温泉に浸かれます。

 

朝ごはんもビジネスホテルとは違いほんっとに美味しくて、スムージーなんかも飲み放題。

 

ホテルに着いたらお出迎えがあり、荷物なんか持って頂けちゃうまさに神対応。

そんなこんなしてもらっても平日お値段なんと5800円!!!!!

これは安い!(土曜日でも9000円程度)

僕以外にも車椅子一人旅系の人が泊まっていました。

 

別府に旅行した際はぜひ活用してみてください!

 

ふかふかベッドです

 

洗面台も足が入るタイプでありがたい

 

入り口のドアも引き戸で安心

 

部屋の中から露天風呂へ。

今回はシャワー用車椅子とシャワーチェアを一つずつお借りしました。

 

 

 

 

旅の感想

 

別府地獄めぐりはこの旅の中でも最も楽しみにしていた観光地の一つ。

正直な感想は一言、「疲れたぁ〜」

ほとんどの地獄が少しずつ離れているため、炎天下の中車の乗り降りを15回以上繰り返し、坂も多く、目の前には100度近い温泉がグツグツ言っているのである。

しかしながら、普段なかなか見ることのできない景色、温泉を吸うという珍奇な体験。

一人でも十分楽しめます!介助者がいれば最強です!

ぜひ足を運んで見て下さい。

 

 

 

 

尚、これらの記事は私が実際に当時体験、体感したことを記しておりますので、
現在の状況とは異なる可能性があります。予めご了承下さい。

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