バッグ類

車椅子で世界一周するために用意した持ち物まとめ バッグ編

2018/11/06

 

こんにちは、Wheelchair traveler miyoです!

今回は、車椅子で約270日間世界一周するために準備した荷物を紹介致します!

一度の記事で荷物を全て紹介しようとすると、内容が膨大になってしまいますので数回に分けて配信したいと思います。

この記事では実際に使用するバッグ類を紹介します。

 

 

まず課題整理。留学や出張と違って一つの拠点に滞在するわけではないので、

なるべく身軽に移動できるように持ち物を最低限にしなくてはならない。。

もちろんこの体ゆえの生活必須アイテムも合わせて持っていくので、

使いやすさ、スペース、重量、需要を考慮しての荷物選びでした。

 

 

はい、スーツケースは今回対象外です。

 

 

拠点が一箇所なら良いですが、そもそも車椅子ユーザーには運びにくいし、さらに世界中を歩く上で路面状況等を考えるとやはりNGです。

 

 

また、旅が終わったあとに実はこれが要らなかった、こんなアイテムがあれば楽だった、

そんな感想も紹介出来ればと思っております!

これは不要では? こんなアイテム便利だよ!という意見は大歓迎です!

 

 

紹介するアイテムにはメリット/デメリットを記載しますので、

実際に皆様がバッグ類の新規購入を検討される際の参考にして頂ければ幸いです!

 

 

 

 

 

 

 

 

用途に合わせた様々なバッグ

 

 

THE NORTH FACE ダッフルバッグSサイズ(50L)

私が使用しているのは↑の色違いでステッカープリントカラーのモデルです。

かなりカッコイイです!

 

 

メインバッグとして使用します

 

 

Miyo流ですが、旅には膝上ダッフルバッグが鉄板です!

もともと、2〜3週間の小旅行用に一つサイズの小さいXSサイズ(33L)を持っていますが

今回は長期旅行のためワンサイズ上のモデルを新規購入。

主に、衣類などスペースを大きく取ってしまう荷物を収納します。

※飛行機に乗る際は機内ではなく預け荷物になるので、精密機器は入れられません。

 

 

 

■メリット

・同容量のバックパック等に比べサイズ感がコンパクト

・防水

※完全防水ではありませんが雨などには充分に適応します

 

 

■デメリット

・使い慣らすまでジッパー部分が若干硬い

・素材が分厚いため、少し重い

 

 

 

 

MAMMUT XERON ELEMENT(30L)

サブバッグです。

2013年のオーストラリア滞在前に購入

車椅子の押し手部分に引っ掛けて使用。

主に、パソコン等電子機器類を収納。

 

 

■メリット

・ジッパーをスライドする際とても柔らかくなめらかで指でつまむ力が弱くても使いやすい

・用途に合わせた多種多数多様なポケットがある

・20〜25L程度のサイズ感だが驚くほどたくさんの荷物を詰め込み可能

 

 

■デメリット

・横幅が若干広い&押し手に引っ掛けるリュック紐の部分が車椅子のタイヤに当たって擦ってしまう時が多い(車椅子サイズによって個人差あり)

・防水仕様ではないので市販の防水スプレーなどで対策の必要あり

※バックパックカバーを試しましたが、指が不自由なため使いにくく断念

 

 

 

 

NIXON FOUNTAIN II(5L)

私は↑の前のモデルのブラックを使用しています

 

 

2013年のオーストラリア滞在前に所属するバスケチームからの餞別で入手

財布や、カメラ、パスポート等を収納。

ほとんど貴重品なのでどこに行くにも肌身離さず持ち歩いてます。

 

 

■メリット

・非常に軽い上に意外と容量があって使い勝手が良い

・ジッパーをスライドする際とても柔らかくなめらかで指でつまむ力が弱くても使いやすい

 

 

■デメリット

特になし

 

 

 

 

GRANITE GEAR(グラナイトギア)エアジップサック(9L/12L/16L)

スタッフバッグです。

スタッフバッグとは荷物をパッキングする際にバッグの中がごちゃごちゃにならないよう小分けにして荷物をまとめることができる便利アイテムです。

カラーバリエーションや素材も豊富で、例えば洗面用品は紫のバッグ、日用品は青のバッグのように使い分ければ余計な荷物を探す手間も省けて旅のストレスも軽減します!

 

 

はっきり言います。これめちゃくちゃ便利です。

 

 

 

 

■メリット

・完全防水ではないが、素材自体が水を通しにくいので中の荷物が濡れにくい

・サンダルなどを収納して汚れても、さっと洗える手軽さ

・使わないときは超コンパクトに折りたたみ可能

・カラーバリエーション豊富で使い分けがしやすい

・とてつもなく軽い!

 

 

■デメリット

・若干値段が高い

 

 

 

 

THE NORTH FACEトラベルボックス(9L)

こちらも先程と同様スタッフバッグとして使用します。

このNORTH FACEのトラベルボックスは、A4サイズの紙も余裕で収納できるのでEチケットや、重要書類系、各国での観光地のチケットやパンフレットなどを保管するように使う予定です。

また、中に仕切りもあるので、ちょっとした1日お泊まりなどであればこれで十分事足りると思います。

 

 

まだ使用したことがないのでメリット/デメリットは帰国後評価したいと思います。

 

 

 

 

mont-bellトラベルキットパック(L)

主に歯ブラシや絆創膏、ハサミ、爪切り、耳かき、薬など細かい荷物を収納します。

 

 

 

■メリット

・複数のポケットがあり細かい荷物の仕分けがしやすい

・軽くて薄い上にコンパクトなのでかさばらず使いやすい

・ハンガーフックがあるので、洗面台やロープなどにもかけることができてアウトドアにも対応可能

 

 

■デメリット

・横幅がもう少しあると完璧→普通サイズの歯ブラシがいっぱいいっぱい

・経年劣化によって一部ウレタンコーティングが剥がれる(らしい)※amazonレビューより

 

 

 

 

細かい便利アイテム

mont-bellが出しているジップタイという商品です。

指が不自由な人は、ジッパーを開け閉めするのにつまむ力が弱いので、

こういった商品や、リング、カラビナなどを指に引っ掛けて開けやすくする工夫をしている人が多いです。

つまむ力が弱くてもこれがあるのと無いのでは全然違いますので是非お試しください!

 

 

 

 

まとめ

 

 

今回私が使用するバッグ類をまとめましたが、

正直これだけの容量で足りるのか?と何度も考えました。

 

 

そして、一つの結論に至りました。

 

 

はっきり言って全く足りませんでした。

 

 

約270日間の車椅子世界一周において、最も重要な障害系アイテム(自助具、泌尿器関連アイテム)は使い捨てのものも多く、これらだけまず3~4ヶ月分の量で持っていかないと容量オーバーになることが目に見えているのです。

もちろん100Lのバッグを持っていけば物理的に全ての荷物を持って行くことは可能だと思いますが、荷物が多くなって移動が億劫になって旅が嫌になって帰国・・となっては元も子もありません。

よって、日本と何度か荷物を送り合いながら、最小限の荷物で旅をすることにしました。

 

 

あとは海外で荷物を盗まれないようにするために何が必要なのか

これは要検討です。

何かいいアイディアがある方は教えてください♬

 

 

以上、世界一周荷物 バッグ編でした。

このあと電子機器や洋服、書類関係、障害アイテムなどなど紹介していきますので次回もご覧頂けましたら幸いです。

 

 

ではでは

see you next time!

 

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