【車椅子で小笠原探検】母島での宿泊&買い物編
こんにちは!Miyoです。
前回の小笠原への船旅記事に続き、今回は母島での滞在の様子を書いてみました。
前回の記事はこちら↓
母島って車椅子で泊まれるホテルあるの?
コンビニもスーパーもないって聞いたけど大丈夫?
この記事では、上記のような宿泊や日常の買い物にフォーカスして書いてみました!
母島ってどんな島?
まずおさらいですが、母島(小笠原諸島)は今年アメリカからの返還がされてから50周年、人口は400人強の小さな島です。
東京からのアクセスはまず船で父島に行き、さらに船を乗り換えて計26時間の船旅を終えてやっとたどり着ける島です。
交通機関はバスや個人のタクシーもないので、有償運送と呼ばれる乗合タクシーかレンタカーを利用する必要があります。
また、港から宿までの移動は宿の人たちがお迎えに来てくれるパターンが多いのでそこは安心です。
※確認しましたが島内観光用で車椅子のまま乗車できる車両はありませんでした
※母島観光協会より参照
宿泊
今回私は島内でも唯一(?)バリアフリールームがある民宿「ナンプー」に宿泊しました。
民宿ナンプーの詳細についてはこちら
宿は比較的車椅子でも動きやすいように設計されていました。
入り口には車椅子客用にスロープが用意されています
広々ツインベッドルーム
まったりソファで語らうこともできます
冷蔵庫、パソコンは自由に使用可能
トイレも車椅子で入れる十分なスペースがあります
お風呂も段差無く、シャワーチェア付きです
バリアフリールーム(スイートルーム)は1室のみなので母島に行くことが決まった時点で予約してしまうのがベストです!
スタッフの対応も良くてとても満足でした。
ちなみにナンプーさんは港までの送迎有りです!
こちらの車でお迎えに来てくれます。
車高が低いので安心して乗ることができました!
お買い物は時間にも計画的に
まず、島には24時間営業というシステムのお店はありません。
食品・雑貨・日用品等は基本農協・漁協・前田商店の3店舗のみで取り扱っています。
それぞれ夕方には閉まってしまうので夜小腹減ったから何か買いに行こうということはできないので、日中のうちに必要なものは買い揃えておきましょう。
なお、薬局がないので酔い止め薬などは余分に持って行くと安心かも・・
農協の入り口、スロープ加工されていて安心です
こちらは前田商店の入り口、スロープですが傾斜が若干急なのでヘルプしてもらいました
漁協入り口の写真はなぜか見つからなかったのですが、入り口はフラットで入りやすい印象でした。
店内はどのお店も広くはないものの車椅子が通れるギリギリの幅は確保されていました
船で週に1度か2度しか入荷がないため必然的に値段はやや割高、これが島の暮らし
本島から入荷に1日以上かかるので生肉は基本全て冷凍です
どこか懐かしい店内の雰囲気、好きです
まとめ
さて今回は車椅子観光で気になる宿のバリアフリー情報をメインに、島民がどういう所で買い物をしているかなどの暮らしの面も少し書いてみました。
今回の発見は母島に車椅子でも宿泊できる環境があるということです。
宿泊先がバリアフリーか否かということは車椅子旅をする上で超重要ですからね。
ナンプーさんのおかげでほとんど不自由なく毎日を過ごすことができました。
感謝です。
また、島では買える物も営業時間も限られている環境なので旅の準備は念入りにしておきましょう!
次回は母島での観光について書きたいと思います。
では!