【祝】フランス人年下女性とデートした時の話。
こんにちは!Miyoです。
ついにやりました、憧れのフランス人女性とのデートです。
しかしですね、街で偶然出会ってそのままデート・・というものではありません。
彼女とは初対面ですが、実は1年前から知り合いでした。
出会いの経緯の記憶が曖昧ですが、私のインスタグラムに彼女からフォローがあったことがきっかけでした。
彼女は年に数回日本に旅行に来ているほどの日本好きで、私もなんとなく彼女をフォローし、何度かお互いの写真にコメントをしあったりメッセージを送りあったりしていました。
しかし、それ以上お互い干渉することもなく、なんとなく1年が過ぎました。
そこで今回の世界一周。
私は彼女に「今回の世界一周でフランスにも寄るので会いませんか?」と1通メール。
彼女は是非にと言ってくれたので、トントン拍子で会うことに。
正直、ドキドキですよ。
フランス人。
会話持つかな?
しかも英語で。
胃が痛い。
そしてその時は来ました。
「Miyo〜」
待ち合わせのカフェで、僕の背中の方から女性の声が聞こえる。。
後ろを振り返ると、彼女は笑顔でそこに立っていました。
動いた彼女を初めて見て、彼女の声を初めて聞いて、だいぶ緊張していた私は飲んでいた熱々の紅茶を何度も何度も不自然に口の中に含んでは、その度に会話する内容を考えて、ガチガチにこわばった顔を少しずつほぐしていくのでした。
一通り自己紹介も終わり、街を案内してくれることに。
場所はフランスのグルノーブルという大きくはないけれど、静かで落ち着ける街。
駅から出たら大きな山がお出迎え。
平日の昼からビールを飲みながら談笑する町の人々。
公園も大き過ぎず、とっても落ち着いた雰囲気。
一通り街を散策し、お互いの緊張も大分解けてきたところで、良さげなレストランへ入店しました。
私はビールとサーロインステーキ、彼女はラビオリを注文。
値段はかなり高めでした。
わざわざ仕事を早く終わらせて、私のために平日の月曜から観光に付き合ってくれたのです。
今日は奢っちゃうぞ。
実はこの旅で私は人に奢るという行為をほとんどしていませんでした、たとえそれが相手が学生だろうと。
そんな私が今回奢るという決断に至ったのは、それだけ彼女への感謝の気持ちが強かったからです。
食事中は頭をフル回転させながらなんとかつたない英語で2時間ほど楽しく会話を続けていましたが、夜も8時を過ぎかけようとしていて彼女の明日の仕事のこともあるだろうと思いウエイターにお会計をお願いすると、
「Miyo、今回は私が払うよ。」
え?
忙しい中、仕事早く切り上げて観光まで付き合ってくれて
至れり尽くせりしてもらった上にあなたが払うってどういうことですか・・?
「Miyoは私に会いに来てくれるために高いお金を払って、交通費もホテル代もかかっているだろうから食事は私に出させて。」
彼女は、素晴らしい人でした。
彼女ほど一期一会を大切にしている人はなかなかいないなぁと思いました。
私は2回その申し出を丁重に断りましたが、3回目で彼女の厚意を受け取ることにしました。
私は優しい気持ちのまま、ホテルについて携帯を開くと彼女からのお礼のメールが。
もう、どこまで私を優しい気持ちにさせるのですかあなたは。
これ以上の褒め言葉や感謝の気持ちを述べようと思っても、語彙力の乏しい私には全部同じような言葉でしか伝えられないのがとても悔しい。
辛く厳しいこともある旅の中で、
ひとときのほっこり温かな感情を私に与えてくれてありがとう。
また、会う日まで。