イタリア

【世界一周 3カ国目】車椅子でも楽しめる!イタリア編その1 ローマ・バチカン市国

こんにちは!Miyoです。

世界一周3カ国目のイタリアのバリアフリー観光地のレポートです。

 

 

イタリアは2017年7月時点で世界遺産が最も多く登録されている国で、歴史は古く観光スポットが溢れていますが、石畳も多く車椅子ひとり旅には難所が多かった印象です。

しかしながら歴史を感じる建造物、陽気な国民性、美味しい料理。

是非行ってみて体感して欲しいです!

 

 

今回は実際に私が訪れたローマ、フィレンツェ、ミラノ、ベネチア、加えてバチカン市国の情報をお届けします。

イタリアは訪問した場所が多かったので2部に分けたいと思います。

本記事ではローマバチカン市国を紹介します!

 

 

 

 

 

 

 

 

トレビの泉

言わずと知れたローマの定番の観光地!

印象は、人が多い。。後ろ向きでコインでも投げようか・・という気にもならないぐらい混み合っていました。

午前10時頃訪れた際には既に人がとても多かったので、行くなら早朝がオススメです。

 

 

泉付近は段差になっていて、一番手前で見ることはできませんでした。

もしかしたら見ることができるのかもしれませんが、人が多すぎて前に進むことすら難しかったです。

 

 

泉近辺の路面環境は悪く、車椅子の前輪が石畳の隙間に挟まって移動が大変でした。

 

 

 

 

パンテオン

「ローマを旅し、パンテオンを訪れぬ者は愚者で現れ愚者と去る」

そんなことわざが残るほどローマにとって非常に重要なのがこのパンテオン。

なんと2000年近くもその形をほぼ完全な形で残しているとのことです。

 

 

外観。大迫力です。

 

 

入り口は車椅子用にスロープが設置され、長い行列に並ぶ必要がありません。

 

 

パンテオン内部

 

 

パンテオンの目の前のオベリスク

 

 

 

 

バチカン市国

世界最小の国。カトリック教会の総本山。

サン・ピエトロ大聖堂の内部が美しすぎます。

今まで訪ねた教会の類の中でもダントツでナンバーワンでした。

 

 

こちらもトレビの泉同様10時くらいには大行列になります。

私は朝7時30分に到着しましたがそれでも数十人は並んでいました。

ローマの観光地はどこも混み合うので早め早めの行動が得策ですね!

バチカン市国自体は想像以上にバリアフリーで車椅子でも問題なく行動できます!

 

 

サン・ピエトロ広場と、サン・ピエトロ大聖堂

 

 

広場内は石畳ですが、写真のようなフラットなラインが張り巡らせてあって、この上を走ると少しだけ段差を解消できました。(車椅子用ルートというわけではありません。)

 

 

広場からセキュリティまでの入り口のスロープ

 

 

簡単な荷物検査だけのセキュリティー

 

 

セキュリティーセンターを抜けると受付のような場所があり、そこに車椅子トイレがあります。

ちなみにオーディオガイドはタダで貸していただけました!

あ、便座がない。

 

 

受付から大聖堂までは階段なので、車椅子は受付にお願いをしてエレベーターに乗せてもらいます。

 

 

大聖堂内部へはスロープあり。

傾斜がかなりありますが、スタッフが快く押してくれます。

 

 

言葉に表せられないほどの荘厳な内部。

写真では伝えられません。実際に見て、感じてください。。

 

 

エレベーターで外に出ることができますが、フラットでないため車椅子を漕ぐにはかなり厳しかったです。

 

 

 

 

まとめ

以上、ローマ・バチカン市国のレポートになります。

 

 

って、え?

コロッセオは?

スペイン広場は?

真実の口に手を入れて抜けなくなるフリをする定番のやつはー????

 

 

と思った方も多いかもしれません。

すみません、全て回ることができませんでした。

 

 

理由は二つあります。

 

 

その1

気温が高くてアウト。

夏のローマは平気で気温が35度をオーバーしてきます。

ローマは広くない上、観光地が密集しているので一日3箇所位観光地回ってしまおうと思いましたが、結果1日1箇所でダウン・・プチ熱中症になってしまいました。

 

 

その2

路面状況が非常に悪い。

初日にローマの泉→パンテオンというコースを歩きましたが、何と言っても道が悪い。

自分が普段進んでいるスピードの1/10ほどのペースでしか動けません。

想像以上に動きにくく、移動に時間がかかり過ぎてしまいました。

 

 

以上の理由からローマ観光をする際の反省点!

・他の観光地と比べて若干余裕を持ったスケジュールにする。

・夏に観光する場合、想像以上に暑いので熱中症対策を万全にする。

・路面が悪く、車椅子にダメージが蓄積されるので簡単なメンテナンスツールは必ず携帯する。

 

 

以上、暑さとバリアにやられたハードなローマ観光でした。

今回は駆け足で観光を終えましたがローマは見所満載なので1週間くらい滞在しても良いかなと思いました!

 

 

ではまた次回!

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