ギリシャ

【信じるか否か】パルテノン神殿に行こうとしたら謎のインド人が目の前に現れて。

こんにちは!Miyoです。

ギリシャはアテネにあるパルテノン神殿での不思議な出会いの話です。

今回の記事は長いので前編と後編に分けて投稿します!

 

 

 

 

 

 

 

 

アテネの始まりは地獄だった。

深夜23時、アテネの空港に到着。

そこから電車に揺られ、数十分。

宿泊先の最寄駅周辺は閑散としていて、そこにいるのは酔っ払いと警察とタクシードライバーのみ。

あぁ、なんだか嫌な予感。

 

ホステルへ着くと、まず入り口に大きな段差が1段。

現在時刻は深夜1時。

周りには誰もいない。

 

 

ひたすら外で待っているとホステルの管理人のおじさんが現れて目が合ったので、入れてくれとアピールした。

おじさんは、こんな深夜になんだと言ったような顔つきで私に話しかける。

「えっ、客? 予約はちゃんとしてるの? 見ての通りここは車椅子が泊まれるようなホテルじゃないよ?」

早速きつめのジャブ3連発。

 

 

わかってる。でもここしか空いてなかったんだ。

超メジャー観光地アテネのホテル空室状況は悲惨なものだった。

ホテル予約サイトで見ても、入り口に5段以上あるホテルか、1泊5、6万のホテルしか空いてなかった。

ここは入り口に段差が1段。

しかも1泊2000円ときたもんだ。

厳しいのは承知の上でこのホステルを選んだ。

廊下は薄暗く、静かで薄気味悪かった

 

 

なんとか部屋に案内されるとそこは2段ベッドが4つある8人部屋。

時間が時間だったので、もちろん私以外の7人のゲストは深く静かに眠りについていた。

 

 

ここでショッキングな光景を目にする。

4つある2段ベッドの下段が全て埋まっていたのだ。

管理人は「君、上のベッドに登れる?」

と、なんでもないような顔で聞いてくるが、

もちろん不可能

 

 

「No…」

と答えると管理人は、意を決して下に寝ている大男を起こしにかかった。

大男は最初管理人を無視したが、管理人もしまいには彼を揺すって、なんとか起こすことに成功した。

大男はパンツ一枚のほぼ全裸姿で、190cm120kgはあろう巨体を気だるく動かしながら、管理人にひと睨み利かすと渋々上のベッドへ登っていった。

あぁ、私がもっと良い時間帯の飛行機を見つけていればこんなことにはならなかっただろう。

その時の私の心は冬のシベリアの如く、冷え切ってしまっていた。

 

 

 

 

女神の微笑み

心も体も疲れきってしまった私は、バックパックを床に下ろし、靴だけ脱いで、そのままベッドへ倒れ込んだ。

すると、自分が寝ていた2段ベッドの隣のベッドの明かりがついた。

そこにはラテン系の若い女性がいて、車椅子をチラッと見ながら微笑み、小声で私に向かって一言つぶやいた。

 

 

「大変だったね、私にできることがあったらなんでも言ってね!」

 

 

あぁ、私は眠りについていた彼女のことも起こしてしまったんだな〜、と深く反省。

しかし、普通なら起きてそのまま寝てしまっても良いものを、わざわざ私の気持ちを汲み取って安心させるような言葉をかけてくれた優しい彼女。

 

 

辛いことの後は良い事が待っているんだなぁとしみじみ感じて瞳を閉じた。

 

 

しかし、生活環境が劣悪だと気付いたのは翌朝。

明るくなって部屋全体を見回してみたら、かなり狭くて車椅子が自由に動けるスペースはほとんどなかった。

もちろん風呂やトイレも笑っちゃうくらい狭い。使えるレベルではない。

3日、滞在する3日間だけは耐えよう。

 

 

 

 

謎のインド人現る

さて、アテネでの目的はパルテノン神殿一本。

一応神殿までは車椅子でもアクセスできると事前に情報を得ていたので、タクシーでも捕まえてまずは丘のふもとまで行ってみようかなと考えていた。

 

 

身支度を終えてホテルから出ようとしたら目の前に一人のインド人の男が立っていた。

彼以外周りに人がいなかったのでその彼に入り口の段差を降ろしてもらうのを手伝ってもらい、お礼をすると、彼が「これからどこに行くんだい?」と話し始めた。

 

 

嘘をついてもしょうがないので正直に、「これからパルテノン神殿に行くんだ」と伝えると、「そうか!でも車椅子一人であそこは無理だ、俺がとっておきの友達を紹介してやる、そいつがパルテノン神殿まで君を連れて行ってくれるだろう。13時にホテル前で集合だ。いいな?」

 

 

おいおい強引だなーと思ったが、なぜかスッとその話を受け入れてしまった。

しかし、ツアーとかそういう類だったらお金を払うつもりはないからねということは3回くらい念を押して伝えた。

 

 

その後、適当に昼食を済ませ約束の13時にホテルに戻る。

しかし、紹介されるはずの友達の姿は無くそこには先ほど会話したインド人一人だけが立っていた。

 

 

彼は「友達はちょっと忙しいみたいだ。だから俺が神殿まで連れてってやるよ」

そう私に伝え、慣れた手つきでタクシーを捕まえた。

いい加減怪しくも思えてきたが、後々このインド人に私は救われる事となる。

そんなことはこの時点では知る由もなかった。。

 

 

後編に続く。。

 

 

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