ロンドンのバリアフリー 交通機関編
こんにちは、Miyoです。
今回は実際に私が4日間滞在したロンドンで使用した交通機関を報告致します!
バス
ロンドンでの足はバスで決まり!
車椅子は無料で乗る事ができます!
せっかくの2階建てバスですが階段だったので登れませんでした。
私が行ったロンドン内の主要観光地は全てバスで快適に目的地付近まで案内してくれました。
一般的にロンドンでバスに乗るにはOysterという日本でいうSuica的なカードがないと乗れないのですが、以下の英国観光局のホームページによるとこう書かれています。
You can travel on London buses for free if you are a wheelchair user, but everyone travelling with you needs a ticket.
「あなたが車椅子ユーザーならば、無料でバスに乗れます。しかし、付き添いの方はチケットが必要です。」
上記の情報が載っているVisit Britain Shopホームページはこちら
バス停で手を挙げて乗るアピールをすると、このようなスロープが自動でにょきにょき出てきます。
初乗車時。実は目の前のクッションに背中を合わせるのが正式スタイル。
写真の状態で座っていると、急ブレーキ踏まれた時に、うぉっと前倒れしそうになります。
地下鉄
ロンドンの地下鉄は歴史がかなり古いらしく、未だに駅にエレベーターがない駅が多数見られました。
なので、目的の駅にエレベーターがないと、近くのエレベーターがある駅で降りないといけなかったり調整が大変です。
駅の各所にどこの駅が車椅子が利用可能か書いてあります。
車椅子対応駅での専用乗降場所。それでも駅と電車の間に10cmくらい幅がありました。
タクシー
ロンドンでは超がつくほど多く走っているブラックキャブというタクシーがあります。
ブラックキャブは後部座席が広いらしく、車椅子でも問題なく乗れるらしいので、是非乗ってみたかったのですが・・・
予約しても、流しを待ってみても乗る事ができず。。
一度ホテルで車椅子可能なタクシーを予約したらこのようなタイプがきました。
どこにでもあるようなタイプ。残念ですが、ブラックキャブはまた次回・・
地下鉄以外の電車
ロンドンからサウサンプトンへ移動した時にサウス・ウエスタン・レールウェイを利用しました。
車椅子スペースやトイレもちゃんとあったので、快適な移動でした。
乗る際は駅のホームにいる写真のようなベストを着た人に声をかければスロープを用意してくれます。
誰でも使える広いトイレ
中はこんな感じです。
車椅子スペース、広めです。
電車は非常に快適でした!
ユーロスター
ロンドンからパリへはユーロスターに乗りました。
飛行機だと待ち時間なども含めると非常に時間がかかるので、パリへの移動は断然ユーロスターの方が楽だと思います。
ロンドンからパリへは2時間程度で到着。
出発はセントパンクラス駅から
ちなみにセントパンクラス駅に隣接しているキングスクロス駅には、、あの映画の1シーンを再現する事ができます。
チケットカウンターです。
ユーロスターには、2等席、1等席、特等席とありますが車椅子席を購入すると自動的に1等席のチケットになりました。
※料金はディスカウントされて44ポンドでした。1等席の平均運賃の半額以下だと思います。
すぐ近くに車椅子も入れるトイレがあります。
席はこのような感じ。
1等席以上はご飯が出ます。
ワイン他飲み物は飲み放題。
まとめ
ロンドンでは一部地下鉄が使いにくかったことを除いては、ほとんどストレスを感じることはありませんでした。
特にバスはロンドン市内であればどこでもいけるので是非活用してみてください!